解説のススメ

[はじめに]

こんにちは。スポンジです。今日は構築記事ではなく、僕が普段やらせていただいてる葉桜杯の「解説」についての話となります。同時期にきおすさんから「実況」についての記事が上がっているので、そちらも合わせて是非ご覧ください。

 

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今回の記事は、「ちょっとした告知」「解説の楽しさ」「解説の流れ」の3つを軸にして書いていきます。拙い文章にはなってしまうと思いますが、よろしくお願いします。

 

 

 

[ちょっとした告知]

葉桜杯は第14回以降、スポンジ、塩麹、Haruの3人でローテーションして解説を務めてきました。大会の形式が安定するまでは、大会運営の方と解説陣の負荷を考えてこの形でいいかなと思って続けてきたんですが、2021年の第25回以降の葉桜杯では何か新しい要素を取り入れたいなと個人的に考えていました。

 

そこで、今回僕から一つ新たな提案をさせていただき、運営の方と解説陣から許可をもらったので第25回以降で余裕があるときに少しずつ取り入れていきたいと思っています。提案の内容は

 

「レギュラー解説陣3人以外のゲスト解説の導入」

 

というものです。どのような形式になるかはわからないですが、今のところ「本戦優勝経験者の中で解説に興味があって、解説に向いてるなと思った方」を中心にお招きしたいと考えています。第2回の感謝祭の際に答えていただいたアンケートの結果や、第25回以降の優勝経験者の反応をもとに、導入できるか検討していきます。

 

なぜ、僕がこのような考えに至ったかは全部書くと物凄い文章量になるので、ここでは詳細は省きますが、めっちゃざっくり言うと「自分よりも勢いがあるいろんなプレイヤーに解説を経験してほしい」「葉桜杯という大会を参加者と一体になって盛り上げたい」という感じの理由となります。

 

僕を中心に3人の解説陣が解説の流れを教えたり、簡単な練習には付き合うと思うので、「解説に興味はあるけど、出来るか不安」って方は心配しなくて大丈夫です。出来るかは練習をやってみてから判断すればいいです。

 

また、1月16日(土)にHaruさんときおすさんが主催される大会「HydrMarch」では、多くの参加者が解説を体験できるような仕組みとなっているそうです。解説に興味がある方は、この大会に参加して、大会当日に運営の方と連絡を取って是非解説を体験してみてください。大会のリンクはコチラ↓

HydrMatch | Tonamel

 

 

 

[解説は楽しいよ!]

僕は解説をする上で一番大事なことが「楽しみながらやる」ことだと思っています。なので、まずは解説の面白いところや、やるメリットを簡単に知ってもらいたいと思います。

 

 

①自分以外のプレイヤーのプレイングの意図を考える面白さ

これ、やってみたらわかるんですけど、めっちゃ難しいです。難しいんですけど、だからこそたくさん考える機会になるし、やりがいがあります。「人の試合を見る楽しさ」に気づくと、今まで見えてこなかった新しい世界が見えてきます。

 

この考えるという行為は対戦において、個人のスキルアップにもつながるところがあって、自分は解説をやるようになってから対戦相手のプレイングの意図を前よりはスムーズに読み取れるようになったり、盤面での見えてる択等の視野が広がるようになりました。

 

 

②自分の得意を伸ばす、苦手を克服する

解説をするにあたって、ポケモン対戦においての自分の得意箇所」は大きな武器になります。

例えば、対面構築を使うのが得意な人は、「盤面での択をたくさん拾うことが出来る。選出段階でお互いの選出をうまく予想出来る。」等の傾向があると思います。レギュラー解説陣3人の中なら僕はこの傾向が一番強いです。

展開構築を使うのが得意な人は、「数的不利を取る展開の意図を読み取りやすい。盤面での択だけでなく、試合全体を見据えた展開を解説出来る。」等の傾向があると思います。レギュラー解説陣3人の中なら塩麹さんはこの傾向が一番強いです。

サイクル構築を使うのが得意な人は、「このポケモンダイマックスを切った理由を的確に説明出来る。交換の選択肢をしっかり見据えることが出来る。」等の傾向があると思います。レギュラー解説陣3人の中ならHaruさんはこの傾向が一番強いです。

このように、自分が今までの対戦で身に着けた知識や経験は解説をする際、非常に役に立ちます。

 

また、自分の解説を反省する際には、苦手分野と向き合ういい機会にもあります。僕を例にすると、僕は展開構築を使うのが本当に苦手で、僕の解説にはどうしても「盤面での択のみを多く話してしまっていて、試合全体を見据えた解説がうまくできていない」ことが現状の大きな課題となっています。ここは2021年以降、自分が展開構築を使いこなせるようになることで改善していけたらなと思っていたりします。

 

 

トークスキルの向上

解説を務めるにはある程度のレベルは喋れなければなりません。

試合中は、実況の問いかけにきちんと答える必要があります。また、自分から盤面の説明をする積極性も必要だと個人的には思っています。

試合外でも気は抜けません。オープニング、選出考察、エンディングと喋る機会はたくさんあります。

これだけ、喋る機会があると自然とトークスキルは上がっていきます。また、それだけではなくて回数をこなすと解説に色が出てきて、その人の人間性がいい感じに出た解説に進化していきます。

例えば、テンションの上下が激しい人(僕は一応その一例)は「熱い盤面で盛り上がりをいい感じに演出出来る」や、落ち着いた声のトーンの人(塩麹さんがいい例)は「視聴者側も落ち着いてじっくり聞いていられる」や、何か引き込まれる声の持ち主(Haruさん、上手く言語化出来なくてすまん)は「視聴者を引き寄せる魅力がある」など、その人ごとに特色が出てきます。ただ、あくまで放送の一番の主役は、「対戦しているプレイヤー」です。解説は試合を盛り上げる脇役であるという認識も非常に重要です。

 

少なくとも、放送内だけで見たら僕は最初に比べたら間違いなく話せるようになっているので、僕は解説をやってみてよかったなと思っています。最初から放送で堂々と上手く話せる人間なんてほぼいないので、ここは心配しなくて大丈夫です。経験を積めば、話すこと自体はだいたいうまくなります。

 

 

④交流の広がり

大会運営の方とは、観戦放送はもちろん、放送のリハーサル、放送終了後の雑談、企画モノを考える時など関わる機会がたくさん出てきます。ポケモン関連で活動するにあたって、今の自分にとっては葉桜杯の繋がりは大事なモノのひとつとなっています。

 

また、プレイヤー(放送に協力してくれる方、放送担当時の優勝者)とも関わる機会が少しあったりします。協力してくれる方は、リハーサルの際に少しだけお話する機会があり、優勝者の方とは、放送終了後にそのままのノリでちょっと雑談をしてたりします。

 

このように、たくさんの人と関わることが出来るのでポケモンの楽しみ方が更に広がります。

 

 

 

 

[解説(スポンジの場合)の流れ]

 ここからは、解説を任されてから放送終了までの一回分の流れを詳しく書いていきます。ただ今から紹介するのはあくまで僕の場合なので、他の解説陣は全然違うスタイルを取っていると思います。一つの例として参考になれば幸いです。

 

 

①解説担当が決まる

だいたい、土曜日か遅くて日曜日の午前中に指名されます。予定が空いていれば、大丈夫との旨を伝え解説が決まります。

 

余談ですが、きおすさんが担当可能か聞いてくるとき毎回「出勤できますか」って聞いてくるの結構好きなんですよね。自分はまだ学生で仕事というものをちゃんと理解してないのですが、一種のバイトをやっているみたいな感覚になります。

 

 

②リハーサルと解説準備

 リハーサルは毎回、当日の19時くらいから30分ほどやります。リハーサルでは

Ⅰオープニングで話す内容の打ち合わせ(KPとプレイヤーランキングを見ながら)

Ⅱ決勝進出者8人のポケモンの並びとトーナメント表の確認をして全体のざっとした流れを把握しておく

Ⅲその他いつもと違う変更点があれば、その都度確認

この3つが中心です。

 

リハーサルが終わったら、自分の場合は解説準備として、本番の21時半までにオープニングのメモ書きと1回戦の選出考察メモを作っておきます。例えば第20回のメモ書きはこんな感じです。(自分用に作っているので、字が見にくいのは申し訳ありません)

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本番はもちろん全部を読み上げる必要はなく(むしろ、全部を読み上げようとすると台本感が出るので自分は好きではない)チラチラ見るくらいなので、とにかく量をひたすら書いておくのが大事です。慣れれば、この作業は1時間くらいで終わります。

 

 

 

③放送開始直前から1戦目終了まで

放送開始20分前くらいになったら、その日の放送の通話サーバーに入ってスタンバイを始めます。といっても、やることは最終確認くらいであとはリラックスするために適当に雑談していることが多いです。毎回、放送開始5分前くらいになるとめっっちゃ緊張してきます。

 

放送が始まったら、あとは流れに従ってひたすら話すだけです。始まってしまえばやるしかないので、楽しみながら話していると緊張も自然と吹き飛んでいきます。

 

 

④インターバル

1戦目が終わると、プレイヤーの休憩時間と他の試合の結果待ちで実況解説も休憩に入ります。休憩といっても解説もやることはあります。

ひとつは1戦目の実況解説がうまくいっていたかの確認です。何か上手くいってないこと等があれば話し合って、2戦目以降に改善していきます。

もうひとつは2戦目の選出考察メモ作りです。ただ、これは他の試合が終わっていて次のマッチングが決まった瞬間からでないと作ることが出来ないので、時間との闘いになることが多いです。放送再開ギリギリまではだいたいこの作業に時間を取られています。一応、第20回の準決勝と決勝の選出考察メモはこんな感じです。1回戦よりコンパクトにまとめてあります。

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⑤放送終了までとその後

ここから決勝終了までは同じことの繰り返しです。長いときはマックスで2時間くらいかかるので、スタミナがごりごり削られますが気合で踏ん張ります。

決勝が終わったら優勝者インタビューからのエンディングです。優勝者インタビューと締めのひとことは決勝が終わった瞬間、脳内で何を言うかはだいたい考えています。ただ、このインタビューの質問と締めのひとことが自分は大の苦手で、実は毎回苦戦してます。(コミュ障の末路って感じですね)

言いたいことはたくさんあるのですが、上手くまとめられないので、だいたいは放送終了後に叫んでたりしてます。

 

といった感じで、放送も終了。今日全体の反省や試合の振り返りを運営の方と優勝者の方とダラダラ雑談します。この時は力が抜ける感覚で日曜がやっと終わったって感覚です(明日から月曜日という現実は見ないふりをして)

 

雑談通話が終わったら、だいたいその日はすぐ寝て次の日以降に自分のアーカイブを見返して反省点を書いて1回分の放送は終わりです。

 

 

以上の①~⑤がざっとした流れです。解説のリアルな感じが伝わってたらいいなと思います。

 

 

 

[最後に]

ここまで記事を見てくださり、本当にありがとうございます。

解説は大変ですが楽しいんだよってことが伝わっていて、ちょっとでも興味を持ってくれた人がいたら凄く嬉しいです。

 

2021年の葉桜杯も参加者が楽しめるような大会になるよう、自分もできる限り協力していきたいと思っています。今後とも葉桜杯をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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