ハルよ、早くコイ[S13最終41位&80位]

[はじめに]

S13お疲れさまでした。今期はかなり厳しいシーズンで、最終日になんとか上振れて2桁に滑り込み出来たって感じでした。扱うのは非常に難しいですが、構築はわりかししっくりくるモノが出来たので、ここから簡単に使用構築を紹介していきます。

ちなみに構築名は最近寒いから「早く春が来てほしい」という意味と、この構築を僕が勝手に「Haruガチ恋パ」と呼んでいたのでその2つの意味をかけてみました。結構気に入ってます。

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[構築経緯]

今期もサンダーに強い駒から構築を考えてました。その中で龍舞バンギラスの使用感がそこそこ良かったので、この子を構築の始点としました。

 

構築を組む上で、S12のHaruさんの構築記事を参考にし、Haruさん本人にも直接構築相談に乗ってもらいました。Haruさんの構築記事は以下のリンクとなります。是非先にこの記事を見てから本記事をご覧ください。

【S12最終60位/レート2109】ドラパバンギ舞サイクル - 遥か彼方へ (hatenadiary.jp)

 

 

 

[個体紹介]

バンギラス@弱点保険 砂起こし

181(44)-184(236)-131(4)-x-121(4)-119(220)

ロックブラスト/冷凍パンチ/馬鹿力/竜の舞

・1加速で最速カミツルギ抜き

・砂ダメ+攻撃1段階上昇のダイナックルで無振り悪ウーラオスが確定1発

 

構築の始点です。サンダーに強いエースとして採用しました。ダイジェット半減と竜の舞の相性が非常に良く、使いやすかったです。

 

攻撃技はミミッキュに対して有効に働き命中90の「ロックブラスト」、地面タイプに対して強く出れる「冷凍パンチ」、鋼タイプに刺さったり交換で出てくるスカーフ以外の悪ウーラオスを竜の舞と合わせて倒せる「馬鹿力」の3つにしました。

ただ、相変わらずナットレイが多いのと、S13に関してはテッカグヤもかなりの数がいたので、馬鹿力の枠は「炎のパンチ」と選択になると感じました。

 

7世代の時から見た目も性能もめっちゃ好きなポケモンです。

 

 

 

ランドロス@チョッキ 威嚇

193(228)-201(140)-110-x-100-129(140)

地震/空を飛ぶ/岩石封じ/馬鹿力

・1加速で最速アーゴヨン抜きの素早さライン+1(同様の調整先の相手の上を取るため)

・陽気珠エースバーンのジェット+カキュウを確定耐え

・無振りエースバーンをタイプ一致威力130技で確定一発

・無振りミミッキュ地震で皮ダメ込みで確定一発

 

バンギラスが通せない時の第2のエースとして採用しました。

具体的にはエースバーンミミッキュウーラオスみたいな積む隙がない高火力な対面構築に選出していきます。

また、構築内で電気の一貫を切ってレジエレキに抗う役割もあります。

 

バンギラスが出せない時にサンダーに最低限抗うため、持ち物は突撃チョッキです。

馬鹿力の枠は対面操作が出来る「蜻蛉帰り」とずっとコロコロ変えながら使っていましたが、馬鹿力の範囲が思ったより優秀で気に入ったので最終的には馬鹿力で使ってました。

 

最初は全く信用してませんでしたが、出しどころに選出するようになってから構築全体の勝率が一気に上がった気がします。

 

 

 

カプ・レヒレ@スカーフ ミストメイカ

145-x-135-147(252)-151(4)-150(252)

波乗り/ムンホ/冷凍ビーム/トリック

 

普通のスカーフレヒレですが、この構築の核となるような存在でした。たぶん選出率も一番高く、かなり信用してたポケモンです。

求めた役割としては、バンギラスが相手のウーラオスやエースバーンと不利対面を取ってしまった場合の最低限の引き先兼スイーパーです。しっかりとその役割を果たしてくれたと思います。

 

流行りの襷ステロウツロイド+アタッカーテッカグヤに対して、初手レヒレ+サンダー+詰めの選出が非常に安定してて勝率は8割くらいあったと思います。

初手のウツロイドがステロを撒いてきた場合はそのまま波乗り2発で倒して、死に出しで出てくるテッカグヤにダイストリームを打つ対面的な動きをします。

ヘドウェでレヒレを削ってきた場合は、ステロを撒かれないということになるので、サンダーで対応がしやすいといった感じです。

 

余談ですが、今回は以前大会の景品で頂いたハイパーボール入りの通常色を使っていたので、相手プレイヤーの精神的苦痛にかなり貢献したと思います。

 

 

 

ナットレイ@残飯  鉄の棘

181(252)-114-201(252)-x-137(4)-22

ジャイロボール/ボディプレス/やどりきの種/守る

 

ここまでで重いポリゴン2、ウオノラゴン入り、受け構築によく選出してました。このポケモンも最初はあまり信用してませんでしたが、出しどころがわかるようになってからは構築全体の勝率が上がった気がします。

受け構築に対してはTODを意識しながら立ち回っていました。

 

身代わりポリゴン2を意識してボディプレスを採用しています。

調整に関しては考えるのが面倒で使い慣れているモノを採用しただけなので、もっと良い調整があるかもしれません。

 

僕はナットレイHaruが大好きなので、採用しない理由がありません。

 

 

 

サンダー@オボン 静電気

192(212)-x-150(252)-145-110-126(44)

ボルチェン/暴風/熱風/羽休め

・1加速で最速エースバーン抜き

・それ以外はなるべくHBに厚く

 

ここまでで重い草タイプに強く、レヒレの役割を少しでも軽減するHBベースで採用しました。

 

特性は最初プレッシャーだと生きる場面ないなと感じたので、特性パッチをゲットして静電気にしましたが、最後の方はプレッシャーだと対エースバーンに対して拾える試合がいくつかあったので、プレッシャーでもよかったと思います。

一応、静電気のメリットはウーラオスと対面した時、相手側が引いてくる確率が一気に上がるので、それに対してボルチェンの行動が強くなることが多いところです。

 

クッションとしてもダイマックスエースとしても使いやすく、いろんな動きが出来るのでさすが環境トップのポケモンだなといった感覚でした。

マークは厳しかったですが、使いやすかったです。

 

 

 

悪ウーラオス@襷 不可視の拳

暗黒強打/インファイト/毒づき/カウンター

・ASぶっぱで意地っ張りと陽気は気分でコロコロ使い分けてました。

 

補完枠兼使い慣れている枠兼好きなポケモン枠として採用しました。

ここまでで重いブリザポスやその他重い物理アタッカー入りの構築に対して対面選出をしてカウンターを決めるのが狙いです。

 

こちらのナットレイを出さなくてもレヒレ入りに出せるように毒づきを採用しました。

選出率は一番低かったですが、無難に強かったです。

 

 

 

 

[選出と厳しいポケモン・並び]

特にこれといった基本選出はないですが、一番する選出の考え方は通すエース1匹+サポートorサイクルパーツ2匹といった感じです。

 

厳しいポケモン・並びは「ドサイドンナットレイの並び」「ナットレイTODしにくい受けループ」辺りです。

どうしても選出択になってしまう構築も多く、使いこなすのが本当に難しかったですが、考えることも多く、使っていて楽しい構築でした。

 

 

 

[結果]

TN Arctovish 最終80位 最終レート2062

TN Maya 最終41位 最終レート2078

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[まとめ]

これで、9期連続最終2桁順位ですね。正直、今期はマジでダメだと思っていたシーズンだったので、なんとか耐えたって感じです。いつまで、この呪縛に囚われ続けるんでしょうか。

どこまで続けられるかはわからないですが、正直限界はかなり感じてきているのでそろそろ逃亡の準備をしようと考えています。

 

最後に、シーズン中盤に構築相談にも乗ってくださり、記事の掲載許可もしてくれたHaruさん、本当にありがとうございました。

これからも1ファンとしてストーカーし続けようと思います。