蒼炎のブス【S18最終23位】
【はじめに】
お久しぶりです、スポンジです。今回はS18の構築を紹介していこうと思います。
最上位には行けなかったけど、3シーズンぶりの最終2桁嬉しいです!
ちなみに構築名は赤のブス「ブルンゲル」と青のブス「ウオノラゴン」から取りました。ブスなだけで見た目が嫌いなわけではないです。
【構築経緯】
S18の環境考察を自分なりにしていたら、「S12の環境にポリゴン2とドラゴンタイプ勢が増えた感覚」だと感じました。なので、S12で自分が最終8位を取った構築を現環境に適応させていくことを目指して構築を作っていきました。
↑最終8位の構築はコチラ
【単体紹介】
191(196)-x-116(4)-146(100)-121(4)-126(204)
・1加速で最速エースバーン抜き
・ゴツメダメージ+エアスラッシュで耐久無振りウーラオスが確定一発
・特化サンダーの珠ダイジェットが乱数2発(5%)
S12ではたべのこしをもたせていましたが、ウーラオスのれいとうパンチ持ちが増えたため、れいとうパンチ持ちでも対面なら対応出来るカイリューを開発してみました。たべのこしの回復量が無い分をカバーできるように、耐久面に多めに振り、Sラインを大幅に削りました。対ドラパルトは後述のポリゴン2が強く出れたので、Sラインを削った弊害はそこまで感じなかったです。
ゴツゴツメットは対ウーラオス以外にも、相手のタスキを無理やり削ってウオノラゴンのエラがみで処理するルートを確保できたり、相手の考慮外のところからの削りを入れれたりとかなり強いアイテムだと感じました。
特殊カイリューは相手のポリゴン2にほぼ何も出来ないため、現環境では以前よりも刺さりが悪くはなっていると思います。ただ、ジバノラゴンと組むとなると、相手のポリゴン2に強く出れますし、逆にジバノラゴンが苦手な「ナットレイやランドロスが絡んだサイクル」にこのカイリューはしっかり強く出てくれるので、まだまだ全然やれる型だと感じています。
177(252)-81-143(60)-192(196)-110-70
10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/ボディプレス
・特化ミミッキュの+2威力120ダイホロウ確定耐え
・特化サンダーの珠ダイバーン乱数12.5%
こちらは変更点無し。ただ、配分は少し見直した方がいいかもと最終日にふと思いました。
ポリゴン2やレヒレのクッションとなりつつ、自らがダイマックスをしても強い。個人的には冠環境の中で最強ポケモンの一角だと思います。
ウオノラゴン@こだわりスカーフ がんじょうあご
165-142(252)-121(4)-x-100-139(252)
エラがみ/げきりん/メガトンキック/ねごと
・コケコやアーゴヨン、ミラーを意識して最速
こちらも変更点は無し。コケコが環境に増えていたので、最速の重要性が高まりました。
TODをよくしたので、ダイウォール媒体は「ねむる」でもいいかなと感じました。
選出率はS14よりはダウン、S12くらい(体感5割)でした。
191(244)-100-148(196)-134(68)-115-72
↑こちらの構築記事を参考にさせていただきました。
タスキ悪ウーラオスの代わりに入れたポケモンです。カイリュージバノラゴンで重いドラパルトやカイリュー等のドラゴンタイプへの対抗策として採用しました。このポケモンを採用したことにより、以前より最低限のサイクルを回しやすくなりました。
選出率自体はおそらく最下位でしたが、しっかり役割は果たしてくれたと思います。ただ、レート2050overの流れをつかめそうな大事な試合にこの子が全部急所に被弾して、レートが伸びなかったのだけは悲しかったです。
207(132)-182(44)-151(4)-x-104(228)-73(100)
じしん/ロックブラスト/ほのおのパンチ/つるぎのまい
・おくびょう珠サンダーのダイジェットが確定3発
・S実数値72のポリゴン2抜き
↑こちらの調整を参考にさせていただきました。
いつも通り、ここまでで重いこおりタイプに強い地面枠としての採用です。
今期はクレセリアが環境に増えると予想していたので、「つるぎのまい」で崩しを図りました。実際に生きる場面が多かったのでこの技構成は正解でした。ほのおのパンチはウオノラゴンで崩せないナットレイ絡みを崩すために採用しています。
持ち物はわりかしなんでもよさげだと感じたので、無難に強そうなじゃくてんほけんにしました。他の持ち物でもいいと思います。
後述のブルンゲルと合わせての崩しが非常に強力でした。
ブルンゲル@たべのこし ちょすい
193(140)-x-134(252)-106-135(76)-85(36)
うずしお/おにび/ちょうはつ/ちからをすいとる
・DL調整(B<D)
・残飯最大効率(16n+1)
・有名なみがわりポリゴン2のS実数値84+1
・ウーラオスのダイサンダー確定耐え(珠は乱数37.5%)
ドサイドンと合わせてサイクルの崩しを行います。ちょうはつ+うずしおで受けポケモンをハメていくイメージです。役割対象の構築は「ポリドヒド」「ラグドラパ」辺りです。
カイリューではなくドサイドンを出すときに、相手の水ウーラオスの存在が鬱陶しいなと思っていたので、そこを受けれてかつ崩し枠になれるような神ポケモンを探していたら、なんか僕のお友達の方がこんなことを言ってました。
最初はふざけてんだろwと思っていたんですが、冷静に考えたら、悪ウーラオスはなんとかなる(なんなら個体数少なかった)し、実は行けるんじゃね?と思って、29日に使う決心をしました。
最終日、何故かウーラオスカイリューの攻め駒+ドヒドクレセの受け駒みたいな構築にめっちゃマッチングして、レート2000帯で大暴れしてくれました。また、対ラグラージに対しては、うずしおでキャッチしてしまえば、相手はクイックターンで逃げることが出来ずそのままハメることもできます。ラグツルギもこの子でボコボコにしました。
とここまでいいことだけ書いていきましたが、当然汎用性は低く、かなりピンポイントメタ感があるので扱いが非常に難しいです。特に、対サンダーに何も出来ないのがあまりにも痛く、ドサイドンと組ませてこそなんとかやっていけるポケモンだと思いました。
ただ、環境にはぶっ刺さってました。このシーズンだからこそ採用出来たポケモンだと思います。預言者になってくれたびゃくやさん、技構成を一緒に考えてくれた人達に感謝。
【選出】
基本選出。とりあえず、これを投げとけば、だいたいなんとかしてくれます。
崩しを重視した選出。
【重いポケモン】
・貯水ガマゲロゲ
本当にどうやっても勝てなかったです。
・レヒレ、ミミッキュ、サンダー、エースバーン、ウーラオス、ポリゴン2
ここら辺は誤魔化しで対処していて強いので、普通に立ち回りミスると負けます。
・ラグラージ+サンダー
立ち回りがバレてると、ラグラージからサンダーに引かれます。
・Gヒヒダルマ
・珠テッカグヤ
ウオノラゴンがワンパンされます。
【結果】
TN とうもろこし 最終レート2073 最終23位
TN あんや 最終レート1999 最終182位
【最後に】
竜王戦ルールはボロボロだったので、久しぶりに最終2桁、なんなら最終30位以内を取ることが出来て嬉しいです。
この環境での自分が一番使いやすい動きの結論パはほぼシリーズ7中で出ちゃっているので、シリーズ9では自分が今まで使ってこなかったような動きをマスターしたいです。ちなみにS18はサンダーポリラオスドラパラグピクシーみたいな構築を200戦くらい練習しましたが、一生4桁にいました・・・
今回はラスト2日で非常事態用の本構築を使用した形になりましたが、これに頼らず、新しい考えを習得したいので、誰かポケモン教えてください・・・
あと、最終日付近の動画やいろんなポケモンを使う動画などを6月もYoutubeにアップしていく予定です。ちょっと6月上旬バタバタしてるので、再開が遅くなるかもですが、モチベーションはあるので、6月もYoutube自分のペースで頑張ります!まだ、見たことないよって方は是非遊びに来てください!