オーガナットサンダー+対面【S15最終57位】

【はじめに】

S15お疲れ様でした。今期も最終2桁にはなんとか残れました。

ただ、構築の完成度自体には満足してないので悔しい気持ちでいっぱいです。煮詰めて使用した時間も短い急増構築なので今回はいつもより簡潔に書きます。

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【構築経緯】

①多くの相手の攻撃を一発は耐えて裏のエースを安全に展開出来る「耐久振りサンダー」から構築がスタート。

②最強の高速エースだと感じた「スカーフカイオーガ

③サンダーやカイオーガと相性が良さげと感じた「HDナットレイ

④サンダーがワンパンされそうな構築への誤魔化しとして「タスキドサイドン

ドサイドンと同時に選出して対面選出の要となる「ミミッキュ

⑥ここまでで重いムゲンダイナ入りと受けループを倒せる一発芸「珠両刀フェローチェ

 

 

【単体紹介】

サンダー@オボンのみ  せいでんき

194(228)-110-150(252)-146(4)-111-110(20)

ボルトチェンジ/ぼうふう/とんぼがえり/はねやすめ

・1加速で最速ウーラオス抜き

・S無振りのランドロス抜かれ

 

前期の流用個体です。今期も妥協個体サンダーを使ってしまいました。

 

新環境になっても使いやすかったですが、伝説のパワーに押されることが多く、以前よりは扱いが難しいと感じました。

 

とんぼがえりが生きる場面が以前よりも少なかったため、他の技の採用も検討してみていいかもしれません。ただ、地面タイプを呼んでそこにとんぼがえりを合わせて高火力水タイプで負荷をかけるというムーブは、決まれば相変わらず強かったです。

 

 

カイオーガ@こだわりスカーフ  あめふらし

175-x-111(4)-202(252)-160-156(252)

しおふき/れいとうビーム/かみなり/なみのり

 

今期の高火力スカーフ枠です。

 

イメージだと一貫を取りづらく使いにくい印象だったので、26日まで使うのを敬遠していましたが、実際使ってみたらバグレベルに強かったです。このポケモンで「頭の中のイメージと実際に使ってみた感想というのは全然違う可能性がある」ことを改めて痛感しました。

 

ただ、露骨なメタはかなりされていた印象で、貯水ヌオーに最終日だけで3回当たりました。普通に負けました。

 

顔がブサイクな点はウオノラゴンと同じですが、しおふきというエッチな名前の技を覚える時点でカイオーガの方が勝っていると感じました。

 

 

ナットレイ@たべのこし  てつのトゲ

181(252)-114-152(4)-x-184(252)-22

タネマシンガン/ジャイロボール/やどりきのたね/まもる

 

サイクルの補完枠です。特殊方面を頑張って受けてサポートをします。

 

主にカイオーガきあいだま持ち以外のゼルネアスを誤魔化せるのがこのポケモンの一番の魅力で、唯一無二の性能をしていると思います。

 

また、今期のサンダーはねっぷうを切っているケースが多く、仮に持っていそうなアタッカー型でもカイオーガの雨と合わせたらなんとかなるので、「ナットレイでサンダーを誤魔化す」ルートをたくさんとることが出来ました。

 

 

ドサイドン@タスキ  ハードロック

214(188)-211(252)-150-x-75-69(68)

じしん/ロックブラスト/メタルバースト/ほのおのパンチ

・無振り50族抜かれ、無振りカバルドン+2

 

サンダーが出せないときに初手に出す駒です。

 

ナットレイが居座るor後投げしてきて腹が立ったので、最終日に炎技入れたらマジで刺さりました。このポケモンナットレイを倒して裏のスカーフカイオーガを通す動きがひとつの強力な勝ち筋でした。

 

パワーが高い伝説環境においてタスキ持ちの反射技は強力だと感じましたが、相手依存になるのがうーむ度高いです。

最終日はカイオーガがしっかり引いてくるようになりました。しっかりケアされていたのか型がバレていたのかはよくわかりません。

 

 

ミミッキュ@チイラのみ  ばけのかわ

132(12)-141(244)-100-x-125-162(252)

じゃれつく/かげうち/のろい/みがわり

 

この環境に入ってからわりと気に入っていた型のミミッキュです。理由としては珠剣舞ミミッキュでは伝説に対抗するパワーが足りなく、のろい+みがわりの方が確実だと感じる場面が多かったからだと思います。

 

構築全体で重い黒バドレックス入りやイベルタル入りに対してしっかり活躍してくれました。

 

 

フェローチェ@いのちのたま  ビーストブースト

146-158(4)-57-207(252)-51-203(252)

インファイト/ふぶき/エレキネット/とびはねるorはかいこうせん

・無振りムゲンダイナにダイアイスが114.8%から入る(目安)

・B振りのみのラッキーがインファイトで乱数50%(目安)

・H振りのみのテッカグヤにダイサンダーが乱数37.5%(目安)

・ビーストブーストでCが上がるように

 

受け回し&スカーフとタスキ以外のムゲンダイナキラーとして採用しました。

QEDさんというサークルの元先輩に、最終日前日に受け回しキラーとして教えてもらって急遽入れたポケモンでしたが、めっちゃeasy win量産しました。マジで強かったです。感謝。

 

運用方法は基本初手ダイマなので、汎用性を求めるならダイアタック媒体のはかいこうせんが無難ですが、ヌケニン入りに負けたらムカつきそうなので仕方なくとびはねるにしました。一応、ダイジェットになるので不意のスカーフ持ちをケアした立ち回りが出来た試合もありました。

 

 

 

【選出】

①サンダー+カイオーガ+誰か

雰囲気サイクルの基本選出です。あと一匹はナットレイドサイドンが多かったです。

 

ドサイドンカイオーガミミッキュ

対面選出です。サンダーで展開するのが無理そうな時にやります。

 

フェローチェカイオーガ+誰か

フェローチェが通っているときにする選出です。最後の一匹が誰かによってサイクル出来るか対面かが決まります。

 

 

 

【結果とレンタルチーム】

TN  ray  最終162位

TN ultramarine 最終57位

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レンタルは3月15日までは残しておきます。

 

 

 

【最後に】

新環境1シーズン目ってことで試行錯誤して取り組んできましたが、最後の3日間でやっと強い動きの基本となる感覚を手に入れて耐えました。

 

一応、このルールの基本中の基本はたぶん理解できたんですけど、正直な話、今までの自分の取り組み方を否定しないとこのルールは勝てない可能性が高いと感じました。

 

ただ、環境を勝てない言い訳にして嘆くのはカッコ悪いと個人的に思っているので、あと2シーズンで自分が納得するまでもがき続けて変わって進化していきたいです。

とりあえず、S15は教科書のカイオーガ軸を自分なりに考えれたので、得れたものも大きかったと思います。今後に生かします。

 

まずは、結果を残した方々の記事を見てたくさん勉強します!