S5使用構築①チョッキミトム軸サイクル×展開
「はじめに」
今回はS5で使用した構築の一つを紹介します。ランクバトル以外の仲間大会などの場でもいい結果を出すことが出来て、かなり手ごたえのある構築でした。
[構築経緯]
S4で最終17位という結果を残されたヴァーパッドさんの構築をベースに組み始めました。そこから自分が使いやすいように改良を重ねていきました。(リンクの掲載許可をヴァーパッドさんからいただけました。改めてありがとうございます!)
【剣盾シーズン4シングル最終17位】カバドリBurnout - 瓦礫の園
[個体紹介]
ドリュウズ@弱点保険 砂かき
185-205(252)-97(132)-x-85-124(124)
地震/アイへ/岩雪崩/剣の舞
砂下でスカーフサザンドラ抜き
構築の始点。このポケモンをエースとした構築を使いたいと思って思考を始めました。特に決まった役割対象というものはないですが、相手の構築に刺さっていると思ったときには積極的に選出していきました。ラプラス対面でダイアースを打ち、返しの水技をしっかり受けて弱点保険を発動させるムーブが強力でした。
トゲキッス@ラム てんのめぐみ
161(4)-x-115-172(252)-135-145(252)
エアスラ/マジシャ/放射/悪だくみ
ドリュウズが通せない場合の裏エース。アーマーガア、ナットレイ入りにはこのポケモンを通すことが多かったです。技構成に関してはマジシャと原子の力が選択だと思っています。炎技は素で打つことが多かったので放射推奨。
カバルドン@オボン 砂おこし
212(228)-132-170(132)-x-111(148)-67
地震/ステロ/欠伸/吹き飛ばし
補正なしC252振りサザンドラの眼鏡流星群を確定耐え
補正なしC252振りドラパルトの眼鏡流星群連続2発をオボン込みで確定耐え
ドリュウズやトゲキッスと相性がいい展開要因。ステロが欲しい構築やパッチラゴン入りには積極的に選出していきました。物理特殊方面、両方とも絶妙な耐久をしていてかなり使いやすかったです。
ナットレイ@食べ残し 鉄の棘
181(252)-114-201(252)-x-137(4)-22
ジャイロ/ボディプレ/やどりき/守る
ギャラドスやウオノラゴンを見たら積極的に選出してました。ただ、今期は炎技持ちギャラドスへのマッチングが多く、かなりしんどかったです。
ミトム@チョッキ 浮遊
157(252)-x-127-165(196)-127-114(60)
放電/ハイポン/ボルチェン/悪の波動
準速バンギラス抜き
この構築のMVP。選出率は圧倒的な1位だったと思います。エースのドリュウズやトゲキッスが相手のミトムを苦手としているので、こちらのS振りミトムで相手のミトムを削る動きが最強でした。また、エースポケモン(ドリュウズorトゲキッス)を通すより、このポケモンをダイマックスして簡単に詰めれる試合も非常に多く、第2のエースとしても活躍してくれました。
ガオガエン@フィラの実
202(252)-135-156(252)-x-111(4)-71
フレドラ/DDラリアット/蜻蛉帰り/鬼火
ミラー意識でS個体値29の呑気個体を採用
陽気A252振りハチマキヒヒダルマの馬鹿力を威嚇込みで確定耐え(特化は90.0~106.9%)
ヒヒダルマを見たら積極的に選出していました。特化ヒヒダルマに何回も飛ばされて対策にあまりなっていなかったので、毎回ひたすらお祈りしてました。蜻蛉帰りもたくさん打たれました。この枠にはエースバーンが入っていることが多いですが、ガオガエンのメリットとしては
・威嚇+鬼火でエースのサポートが出来る
・クッション性能が高くサイクルを回しやすい
・ゴースト技半減
この辺りでしょうか。通したいエースが多いこの構築に、サポートが出来るガオガエンを入れるのは全然ありだと感じました。
[選出について]
①エースを通す展開選出
ダイマしても強いクッション(ミトムorガオガエン)+完全なるサポート(カバルドンorナットレイ)+エース(ドリュウズorトゲキッス)の選出が一番組みやすい選出です。選出画面では、どちらのエースをどうやって通すかを第一に考えていました。
②相手に合わせたサイクル選出
ミトム+サポート(カバルドンorナットレイorガオガエン)から2匹の選出です。ダイマックスはミトムに切ることが多いです。エースが通せなさそうな場合はこちらの選出をしていました。
この①と②の選出を使い分けられるのがこの構築の非常に強力な部分でした。選出とプレイングの幅をかなり広げることが出来たので、使っていて非常に楽しい構築でした。
[結果]
5月1日2時半頃までTNスポンジでこの構築を使用。画像は22時半時点での順位なのであくまで目安です。
最終日3時半頃から使用したもうひとつの構築も書き終わり次第、このブログにまとめます。S5の感想等ももう一つの記事の方で書く予定です。