「攻メ」バンギアーマー[S6最終4位]


[初めに]

S6お疲れさまでした。自分自身、過去最高の結果を残せたので、その使用構築を紹介します。

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[構築経緯]

①特殊バンギラスの環境メタ、対面性能に惹かれたので、そこから構築がスタートしました。

バンギラスが苦手なドリュウズミミッキュを誤魔化せて相性補完に優れているHBアーマーガアも自然に採用しました。

バンギラスがじゃくほドラパと対面した際の切り返しや万能詰めストッパーとして僕が使い慣れている珠ミミッキュを採用しました。

この3匹を基本選出としました。

この基本選出で重かったポケモンが、ギャラドス、ウオノラゴン、ヒヒダルマ辺りでした。いろいろ試したのですが、それらのポケモンに強くて汎用性がある並び、ポケモンが思いつかなかったので、自分が使い慣れていてそれらのポケモンにそこそこ強かった過去の自分の並びを組み込むことにしました。

ヒヒダルマ入りに初手ダイマックスで数的有利を取れて汎用性があるポケモンとしてインテレオンを採用しました。(実際、取り巻きの関係でヒヒダルマ入りに出せた試合は半分くらいでしたが...)

⑤インテレオンと相性が良い襷型破りドリュウズを採用しました。一応これでバンドリとインテドリミミの並びも形成できてます。

⑥ここまでで少し重かったアーマーガア、ドヒドイデ入りに強く、インテレオンを展開する上で非常に厄介な初手のギャラドスを出させないように牽制するための電気タイプのポケモンとしてミトムを採用しました。(上手いギャラドス使いの方には初手ギャラドスを出されていたので、効果はあまりなかったかもしれません)

 

 

[個体紹介]

バンギラス@弱点保険 砂起こし

207(252)-134(4)-130-161(252)-120-72

エッジ/悪の波動/大文字/挑発

悪の波動が無振りドラパルトに対して93.2~111.6%

大文字がH振りナットレイに対して110.4~130.3%

 

構築の軸。選出する際は、基本的に初手に投げていきます。アーマーガアとセットで選出することで環境にいるポケモンの大半に有利を取ることが出来ます。

アーマーガアが呼ぶ鬼火ドラパルトやインテレオンが呼ぶナットレイを大文字で誘殺することができ、構築ともマッチしていたし非常に環境に刺さっているポケモンでした。ただ、今期のナットレイはオッカを持っていることが多かったので、ミトムナットサイクルみたいなナットレイの持ち物が残飯である可能性が高そうな並び以外には一回アーマーガアに引くという立ち回りをよくしていました。

水タイプのポケモンなど、タイプ相性上不利なポケモンと対面した場合は、初手からダイマックスをさせて弱点保険を発動させていました。ただ、ミトム対面は相手の行動が人によってバラバラだったので、基本的にダイマせず悪の波動で突っ込んでいました。ドヒドイデなどのポケモンに対しても挑発から入り、弱点保険を熱湯で発動させることで、やけどを気にせずに悪の波動やダイアークで負荷をかけるというムーブも可能です。

ダイマックスを切るタイミングが非常に難しいポケモンですが、環境メタとしてはアシレーヌに匹敵するくらい強力なポケモンだと感じました。

 

 

アーマーガア@ゴツメ ミラーアーマー

205(252)-87-172(252)-x-105-88(4)

アイへ/蜻蛉返り/挑発/羽休め

 

構築の軸。バンギラスと非常に相性が良いポケモンです。

使用感としては蜻蛉帰りが考慮されないメガハッサムという感覚で、有利対面蜻蛉返りを押すことで、択にもならず盤面を簡単に操作出来た印象です。また、今期のミミッキュゴーストダイブを切ったアッキの実持ちが多かったので、このポケモンも非常に環境に刺さっていたポケモンだと思います。

 

 

ミミッキュ@命の珠 化けの皮

131(4)-142(252)-100-x-125-162(252) 

ゴーストダイブ/ドレインパンチ/影打ち/剣の舞

 

構築の軸。万能ストッパーとして未だに最強のポケモンです。

バンギアーマーが、相手のダイマックスを枯らす際に、相手にダイジェットを打たせにくい点とゴーストダイブの相性が非常によく、またアッキミミッキュに対してもバンギの砂ダメやアーマーガアのゴツメで珠ゴダイブ耐えの調整を崩すことが出来ました。ミラーではいつもより上を取れることが多く感じたので、一周回って珠ミミッキュは強かったように感じます。

 

 

インテレオン@神秘の雫 激流

173(220)-x-85-168(180)-85-169(108) 

熱湯/エアスラ/カノン/身代わり

C補正なし252振りトゲキッスのダイジェットがダイマックスインテレオンに対して42.9~50.5%

最速100族抜き抜き

 

バンギラスが初手に出せない構築に対して初手に投げたり、アーマーガアの対面操作と相性が良いポケモンとして採用しました。

配分は最速100族抜き調整のじゃくほドラパ意識でS2で使っていたモノからS実数値を1だけ伸ばしました。

僕が8世代で一番好きなポケモンで、今回は仲間大会で優勝した際に頂いた色個体を使っていたので、使っていて非常にテンションが上がっていました。ほとんど、カノンを外さなかった神ポケモンです。

 

 

ドリュウズ@襷 型破り

185-187(252)-81(4)-x-85-154(252)

地震/アイへ/がんぷう/ドリル

 

インテレオンと相性が良い襷枠として採用しました。この構築ではステロが必要だと感じなかったので、ワンチャンスを拾えたりキツい並びを無理やり崩しに行くドリルを採用しました。

 

 

ミトム@ラム 浮遊

157(252)-x-127-159(156)-127-119(100)

10万ボルト/ハイポン/悪の波動/悪だくみ

HDドヒドイデに対して、悪だくみ1積み10万ボルト96.8~115.9%

 S12振りミミッキュ抜き(アッキミミッキュ意識)

構築内で、水タイプに有利なポケモンが一匹は欲しく、バンギラスで崩しにくい並びを崩すために採用しました。選出率は最下位でしたが、構築にこのポケモンがいるだけで、選出が読みやすくなりこの構築には必須のポケモンでした。

 

 

[選出パターン]

バンギラス+アーマーガア+ミミッキュ

対面×サイクルの基本選出です。ダイマックスはバンギラスミミッキュに切ることが多かったです。

②インテレオン+ドリュウズミミッキュ

①のパターンの選出が難しいと感じた時の対面選出です。ほとんど、インテレオンで初手ダイマしてました。

 

この2つの選出が多かったです。選出の幅は狭いですが、選出のパワーが2つとも高いので無理やりごり押しできることが多かったです。

 

 

[結果]

TN スポンジ 最終レート2191最終4位

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[感想]

構築の完成度自体はあまり高くなかったかもしれないですが、環境メタとしては最高に近い構築を作れたと思います。また、今期はかなり気楽な気持ちでやっていたので、メンタルケアも最低限のレベルでは出来ていたのかなと思います。今期の経験でポケモンはメンタルケアが大事だと改めて強く感じました。

今後も自分に期待しすぎず、面白い構築を思いついたら気楽に楽しみつつ、またまったり頑張れればいいかなと思います。

 

最後に、

いつも支えてくれる通話窓、サークルのみんな

特に僕のライバルとして最後まで戦い切ってくれたゼオンさん

切断バグを使わずに正々堂々と対戦してくださった対戦相手の方々

この記事を最後まで見てくださった方

 

ありがとうございました!

 

S5使用構築②可愛いダイマックスアシレーヌを見たかっただけ![S5最終11位&18位]

S[初めに]

S5で使っていたもう一つの構築の紹介になります。一発芸の構築ではありますが、中身はそこそこ面白いものになったと思います。

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[構築経緯]

S4からアシレーヌが解禁され、アシレーヌを軸とした構築を何個も作ってはいましたが、アシレーヌ自身のポテンシャルを最大限に生かした構築が作れず悩み続ける日々を送っていました。S4の構築記事を漁っていたところ、TLに流れてきたサトシさんが使っていた弱点保険アシレーヌに興味を持ちさっそくS5の序盤に使用してみました。すると、感触が物凄く良かったので「一発芸ではあるが、1シーズンはこれを研究してみよう」となりそこから構築がスタートしました。他の個体の採用理由については個体紹介の欄で簡単に書きます。サトシさんの構築リンクはこちらです。(掲載許可は頂きました!ありがとうございます!)

【剣盾S4構築】弱保ダイマックスアシレーヌ!【最終810位】 - サトシの剣盾構築記録

 

 

[個体紹介]

アシレーヌ@弱点保険     激流

187(252)-94-115(164)-173(92)-136-68

熱湯/ムンホ/守る/アクジェ

A特化ドラパルトの珠ダイホロウが83.9%~100.0%

A特化ハチマキヒヒダルマ地震が82.8%~97.8%

C補正なし252振りの珠キッスのダイソウゲンをダイマックスアシレーヌグラスフィールドの回復込みでほぼ2耐え

同族に対して後攻を取りたいためS個体値23の冷静個体を採用(S無振りカバルドン+1)

 

最高に可愛いポケモン。剣盾で更に可愛いグラフィックとなって帰ってきました。対面有利なドラパルトに何も削りを入れずワンパンされるのは許せなかったので、耐久ラインはここまで引き上げてます。火力が足りないと感じる場面も多く、Hを削って特殊方向を柔らかくしてCにもう少し振る調整も試してみましたが、この型に関しては特殊の電気技を受ける機会があまりにも多かったので、Hにぶっぱしました。

守るは相手のヒヒダルマの技確認をして立ち回りを安定させたり、相手のダイマターンを枯らしたりと非常に便利な技でした。以前、別の型を使っていた時のアシレーヌにも守るを入れてたくらいには気に入っているので、襷以外で対面のアシレーヌを使いたい方は是非一度試してみてください。

基本的に初手に投げてダイマしてアドバンテージを取れそうなら、初手からダイマします。構築の並び上、ミトムを物凄く誘うように組んでいるので初手のミトムの電気技で弱点保険をめっちゃ発動させてました。

ダイマックスアシレーヌに踏まれたい!!

 

 

ミミッキュ@命の珠   化けの皮

131(4)-152(252)-100-x-95-162(252)

ゴダイブ/ドレパン/影打ち/剣の舞

 

先行ダイマの対面構築において必須のポケモンだと思います。アシレーヌダイマックスさせなかった場合はこのポケモンダイマックスを切ることが多かったので、ドレパンとじゃれつくはどちらがいいか迷いました。結果的には、相変わらずカビゴン環境になると予想していたので、命中安定のドレパンにしました。

 

 

ナットレイ@オッカの実   鉄の棘

181(252)-114-201(252)-x-137(4)-27

ジャイロ/ボディプレ/やどりき/鉄壁

ミラー、呪いカビゴン意識で最遅ではなくS個体値10を使用。

 

アシレーヌミミッキュと同時選出するポケモンの第一候補として採用しました。このポケモンにした理由は

アシレーヌ対面、ボルチェンで逃げたミトムを後でも倒せるようにするため

・数的有利を取った際に残った相手のミミッキュを倒せるようにするため

・呪いカビゴンに詰まされる展開をなくすため

相手視点から対面構築ではなくサイクル構築に見えるようにするため

この辺りでしょうか。HAの襷型も候補に挙がりましたが、呪いカビゴンに負ける気がしたので今回は鉄壁型で採用しました。

 

 

ヒトム@拘り眼鏡   浮遊

157(252)-x-127-172(252)-127-107(4)

放電/オバヒ/悪波/トリック

 放電麻痺後、最速ドラパルト抜き

アシレーヌミミッキュと同時選出するポケモンの第2候補として採用しました。26日まではこの枠をはミトムを採用していたのですが、あまりにもナットレイが多すぎたため変更しました。型破りドリュウズ、ミトムがいなかったら刺さるポケモンなので、相手の構築にドリュウズ、ミトムがいなかったら積極的に選出していました。

 

 

カバルドン@オボン   砂起こし

212(228)-132-170(132)-x-111(148)-67

地震/ステロ/欠伸/吹き飛ばし

補正なしC252振り眼鏡サザンドラの流星群確定耐え

補正なしC252振り眼鏡ドラパルトの流星群連続2発をオボン込みで確定耐え

 

パッチラゴン入りや、展開選出をしたい時に選出しました。このポケモンを採用したことにより、パッチラゴン入りにもアシレーヌを選出できるようになりました。

 

 

 ウォーグル@ラム  負けん気

175-192(252)-96(4)-x-95-132(252)

ブレバ/インファ/ギガインパクト/ビルドアップ

 

カバルドン展開のエースとしてアシレーヌが選出出来ない時に選出しました。もともと、この枠にはトゲキッスが入っていたのですが、ヒトムが入ってきた都合上、飛行枠までドリュウズに弱めだとまずいと感じたのでヒトムと同時期に投入しました。配分や技構成に関しては一考の余地ありです。

使用感としてはとにかく数値とタイプ、特性が優秀というイメージで明確に相手のこのポケモンには強いという感じのポケモンではなかったです。今後、このポケモンが軸となる構築が増えるのではないかなと感じました。

このポケモンを使おうと最初に言ってくれたゼオンさんと強さを通話で教えてくれたるきあさんには感謝です。

 

 

[選出について]

①先行ダイマックス対面選出

アシレーヌミミッキュナットレイorヒトムの選出です。アシレーヌを初手に出してアドバンテージを取れそうならダイマックスを切って数的有利を取っていきます。

②展開選出

ナットレイorヒトム+カバルドンウォーグルの選出です。アシレーヌが通しにくいサイクル系の構築にはこちらの選出をしていました。

 

代表的な選出はこの2つです。パッチラゴン入りにはアシレーヌカバルドン+何かみたいな選出をすることもありました。

 

 

 

[結果]

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TN スポンジ 最終日3時半からこの構築を使用。最終18位

TN Alight 最終11位

 

 

[感想]

今までのポケモン人生で一番の結果を、僕が一番好きなポケモンであるアシレーヌと一緒に出すことが出来て本当に良かったです。ただ、ここまで来たら最終1桁を取りたかったです。ラスト1時間で切断バグを2回されて、その二人を本当に許せなくなりました。切断バグが直る世界か、みんながしない世界になることを密かに祈ってます。

 

最後に、いつも支えてくれる通話窓、サークルのみなさん

    切断バグを使わずに正々堂々と対戦してくださった対戦相手の方々

    最終日ちょっとだけ応援してくれた家族

    7割以上の試合で大活躍してくれたアシレーヌ

 

本当にありがとうございました!!

    

S5使用構築①チョッキミトム軸サイクル×展開


「はじめに」

今回はS5で使用した構築の一つを紹介します。ランクバトル以外の仲間大会などの場でもいい結果を出すことが出来て、かなり手ごたえのある構築でした。

 

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[構築経緯]

S4で最終17位という結果を残されたヴァーパッドさんの構築をベースに組み始めました。そこから自分が使いやすいように改良を重ねていきました。(リンクの掲載許可をヴァーパッドさんからいただけました。改めてありがとうございます!)

【剣盾シーズン4シングル最終17位】カバドリBurnout - 瓦礫の園

 

 

 

[個体紹介]

ドリュウズ@弱点保険  砂かき

185-205(252)-97(132)-x-85-124(124)

地震/アイへ/岩雪崩/剣の舞

砂下でスカーフサザンドラ抜き

 

構築の始点。このポケモンをエースとした構築を使いたいと思って思考を始めました。特に決まった役割対象というものはないですが、相手の構築に刺さっていると思ったときには積極的に選出していきました。ラプラス対面でダイアースを打ち、返しの水技をしっかり受けて弱点保険を発動させるムーブが強力でした。

 

 

トゲキッス@ラム  てんのめぐみ

161(4)-x-115-172(252)-135-145(252)

エアスラ/マジシャ/放射/悪だくみ

 

ドリュウズが通せない場合の裏エース。アーマーガア、ナットレイ入りにはこのポケモンを通すことが多かったです。技構成に関してはマジシャと原子の力が選択だと思っています。炎技は素で打つことが多かったので放射推奨。

 

 

カバルドン@オボン   砂おこし

212(228)-132-170(132)-x-111(148)-67

地震/ステロ/欠伸/吹き飛ばし

補正なしC252振りサザンドラの眼鏡流星群を確定耐え

補正なしC252振りドラパルトの眼鏡流星群連続2発をオボン込みで確定耐え

 

ドリュウズトゲキッスと相性がいい展開要因。ステロが欲しい構築やパッチラゴン入りには積極的に選出していきました。物理特殊方面、両方とも絶妙な耐久をしていてかなり使いやすかったです。

 

 

ナットレイ@食べ残し  鉄の棘

181(252)-114-201(252)-x-137(4)-22

ジャイロ/ボディプレ/やどりき/守る

 

ギャラドスやウオノラゴンを見たら積極的に選出してました。ただ、今期は炎技持ちギャラドスへのマッチングが多く、かなりしんどかったです。

 

 

ミトム@チョッキ  浮遊

157(252)-x-127-165(196)-127-114(60)

放電/ハイポン/ボルチェン/悪の波動

準速バンギラス抜き

 

この構築のMVP。選出率は圧倒的な1位だったと思います。エースのドリュウズトゲキッスが相手のミトムを苦手としているので、こちらのS振りミトムで相手のミトムを削る動きが最強でした。また、エースポケモン(ドリュウズorトゲキッス)を通すより、このポケモンダイマックスして簡単に詰めれる試合も非常に多く、第2のエースとしても活躍してくれました。

 

 

ガオガエン@フィラの実

202(252)-135-156(252)-x-111(4)-71

フレドラ/DDラリアット/蜻蛉帰り/鬼火

ミラー意識でS個体値29の呑気個体を採用

陽気A252振りハチマキヒヒダルマの馬鹿力を威嚇込みで確定耐え(特化は90.0~106.9%)

 

ヒヒダルマを見たら積極的に選出していました。特化ヒヒダルマに何回も飛ばされて対策にあまりなっていなかったので、毎回ひたすらお祈りしてました。蜻蛉帰りもたくさん打たれました。この枠にはエースバーンが入っていることが多いですが、ガオガエンのメリットとしては

・威嚇+鬼火でエースのサポートが出来る

・クッション性能が高くサイクルを回しやすい

・ゴースト技半減

この辺りでしょうか。通したいエースが多いこの構築に、サポートが出来るガオガエンを入れるのは全然ありだと感じました。

 

 

[選出について]

①エースを通す展開選出

ダイマしても強いクッション(ミトムorガオガエン)+完全なるサポート(カバルドンorナットレイ)+エース(ドリュウズorトゲキッス)の選出が一番組みやすい選出です。選出画面では、どちらのエースをどうやって通すかを第一に考えていました。

②相手に合わせたサイクル選出

ミトム+サポート(カバルドンorナットレイorガオガエン)から2匹の選出です。ダイマックスはミトムに切ることが多いです。エースが通せなさそうな場合はこちらの選出をしていました。

 

この①と②の選出を使い分けられるのがこの構築の非常に強力な部分でした。選出とプレイングの幅をかなり広げることが出来たので、使っていて非常に楽しい構築でした。

 

 

[結果]

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5月1日2時半頃までTNスポンジでこの構築を使用。画像は22時半時点での順位なのであくまで目安です。

最終日3時半頃から使用したもうひとつの構築も書き終わり次第、このブログにまとめます。S5の感想等ももう一つの記事の方で書く予定です。

精霊杯優勝構築 インテレオン&アシレーヌ

[はじめに]

今回はDuskさんが主催の仲間大会「精霊杯」で使用した構築を紹介します。ランクマで使用するような長期間練った構築ではないので、簡単な紹介になるのはご了承ください。 f:id:spokemon929:20200307221328j:plain

 

[構築経緯]

今まで使ってきて好きになったインテレオンとジュラルドン、そして今期から使えるアシレーヌは使いたいなと思ったので、この3匹から組みました。インテレオンとアシレーヌの2匹は電気の一貫とミミッキュがヤバいので、相性補完も良い蓄電パッチラゴンとアーマーガアを採用。ラスト1匹は1番使い慣れているミミッキュを採用しました。

 

[簡単な構築コンセプト]

・インテレオンとアシレーヌの2匹の水タイプはしっかり役割対象を分ける

・アーマーガアのとんぼ返りの対面操作からインテレオン、スカーフジュラルドンの高速エース展開

・「タイプ受けのある程度のサイクル」と「ミミッキュを絡めた対面2匹+クッション」の2つの戦術を用意

 

 

[個体紹介]

インテレオン@神秘の滴 激流

157(92)-x-85-187(196)-85-168(220) 控え目

熱湯/エアスラ/カノン/身代わり

ダイジェット+ダイストリームで無振りサザンドラがほぼ確定で落ちる

最速リザ抜き

8世代新登場で、1番好きなポケモン。カッコよすぎる。シーズン2の耐久振りインテレオンをかなりCS寄りにしてサザンドラに対して立ち回りをしやすくしました。キョダイラプラスの登場により、シングルでこのポケモンはかなり厳しい環境になってしまったなという印象です。

 

アシレーヌ@カゴの実 激流

187(252)-x-94-195(252)-136-81(4) 控え目

サイキネ/ムンホ/瞑想/眠る

僕が1番好きなポケモン。最高にかわいい。インテレオンと役割を分けるために、水技を切って受けに強い構成にしてみました。

技構成は主催が使うと予想していたドヒドに刺さるサイキネ、ドラパサザンに刺さりタイプ一致技のムーンフォース、積み技の瞑想、HP管理や状態異常対策の眠るです。 瞑想型はこの大会で始めて使ってみたのですが、低速相手に対してかなり刺さり、アシレーヌの瞑想習得は自分の想像以上に大きな強化な気がしました。

配分や技構成はまだまだ改良の余地があり、ダイフェアリーと眠るの相性の悪さは対戦中何回も気になる場面がありました。あと、この技構成だとアーマーガアに何も出来ないのは注意が必要です。

 

ジュラルドン@スカーフ ライトメタル

145-x-136(4)-172(252)-70-150(252) 臆病

ラスカノ/流星群/10万/ステロ

シーズン1と8世代の旅パで使っていて思い入れがあるポケモン。手がかわいい。アーマーガアと組ませる上で高速アタッカーが欲しかったので、スカーフ型で採用しました。ドラパを上から1発で縛れる点+鋼ドラゴンの耐性は優秀だと感じました。

 

ミミッキュ@命の珠 化けの皮

131(4)-142(252)-100-x-125-162(252) 陽気

ゴダイブ/ドレパン/影打ち/剣の舞

いつもの。8世代ではこのポケモンがいないと構築組めない病気にかかってしまいました。ゴーストダイブはS3から使い始めているのですが、シャドークローとどちらがいいのかは未だに分かりません。ドレインパンチとじゃれつくもどちらがいいのか分かりません。いずれの技にもメリットデメリットがあり、このポケモンに1番ポイントアップを使ってます。

 

パッチラゴン@弱点保険 蓄電

197(252)-144(84)-115(36)-90-91(4)-112(132) 意地っ張り

嘴/ドラクロ/燕返し/放射

S1段階上昇後最速100族抜き

インテレオンとアシレーヌがいる以上、電気の一貫をなんとしても止めないといけないので、蓄電パッチラゴンを採用しました。調整はS2最終2位のゆかいさんの配分をパクりました。(ゆかいさんのパッチラゴンははりきりです)この構築では、弱点保険が発動する機会が一回もなかったので、サイクルを回しやすいチョッキとかにすれば良かったなあって思いました。あと、かえんほうしゃは炎の牙でいいです。

 

アーマーガア@ゴツメ ミラーアーマー

205(252)-107-172(252)-x-105-88(4) 腕白

アイへ/蜻蛉/挑発/羽休め

この構築のMVP。実はS3、結果が出ず記事には残しませんでしたがこのポケモンが軸の構築を組んでいました。対面操作ができ、挑発+羽休め+ゴツメでカビゴンに強く出れる点が評価高めです。パッチラゴンとの相性が物凄く良かったです。

 

 

[大会結果とおまけ]

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10勝0敗で優勝することが出来ました。好きなポケモン詰め込んだ構築でここまで勝てるとは思ってなかったのでめっちゃ嬉しかったです。 仲間大会は数字を気にせず(今回は5連勝した時から意識しちゃってたけど笑)、自分のやりたいことを自由に再現した構築で遊べたり、ランクマに使おうと思っている構築の試運転が出来たり、知り合いとのマッチング率が高いところが魅力だなあって思ってます。今後も多くの仲間大会が開かれると思うので、皆さんも是非参加してみたらいかがでしょうか。

今回は試しで普段のレートやランクマとは違う仲間大会での使用構築の記事を書いてみました。S3ボロクソな成績だった影響で、ぶっちゃけポケモンの自信を完全に失ってしまったので、今後はランクマみたいな場で結果を残した記事を書くのは難しそうだなって思っています。なので、記事を書くとしたら今後はこのような記事か単体考察、思考の整理を簡単に書く形が増えるかもしれません。

一応、今アシレーヌ入りの構築でこれとは全く別の構築が1個、ちょっとだけ手応えがあるので(シーズン開始4日で1位を取った構築もこれがベースです)、それをベースに考えてみてシーズン4以降はまったり頑張ろうと思います。

改めて主催のDuskさん、対戦してくださった方々ありがとうございました。楽しかったです。そして、この記事をここまで見てくださった方もありがとうございました。

S3大反省会

自分の思考の整理のために書きます。この悔しさを忘れないために悔しさが溢れ出てる最終日朝7時に書いてます。

S3の結果  TNスポンジ 最高14位 最終1500位くらい

      TNハルノヒ 最高18位 最終1300位くらい

剣盾入って過去最悪の結果でした。ただ、シーズン終盤に入る前くらいまで(2月25日まで)は、2桁前半でかなり戦えてた部分があり安定はしてました。では、なぜ最終盤勝てなかったのか考えていきます。

①パッチラゴン+アーマーガア+トゲキッスみたいな並び、最速ドラパルトが流行したこと

これは構築の軸を間違えちゃったなーって話です。トゲキッスに強いチョッキミトム+カビゴンという軸を使っていましたが、それらはパッチラゴンに圧倒的に弱く、トゲキッス+パッチラゴンって出されるだけで簡単に負ける試合が数多くありました。シーズン開始初期の自分の環境予想では、2月という1ヶ月の短い期間ならトリルミミ+ウオノラゴンが流行って終わりかなと思っていたので、そこからワンステップ環境が進むと思っていなかったのが大きな誤算でした。

②暇人すぎてポケモンに時間を当てすぎたこと

2月は中旬から春休みに入って無限に時間があったので、バイト以外の時間は引きこもって考察をしては対戦をしの繰り返しの日々でした。実際、シーズン1や2の倍は努力をしていたと思います。ただ、そういう生活をして脳内がポケモンに染まった結果、ポケモン対戦自体を楽しむモノというより勝つべき義務みたいなモノに変わってしまいました。僕のポケモン対戦においての最大の武器は「ポケモン対戦を楽しむ心」だと思っているので、終盤ちょっと勝てなくなって勝ちに拘ろうとした結果、鬱になりながら終盤は対戦をしていて楽しむ心を完全に失っていたのは間違いなく痛手でした。

③構築を信じきれなかったこと

もちろん、持っている構築が環境に刺さってないのは事実でしたが、最終盤に新しい構築を使っても熟練度の差で勝てるわけがないので中途半端にいろいろ触るのではなく最後まで信じてあげるべきでした。あと、構築3つ作ってその3つを気分で回していましたが、メインとして使うなら絶対に2つに絞った方がよかったです。最後の方、プレミのオンパレードでかなり自分にのプレイングにイライラしながら対戦していました。

以上の3つがS3での反省点になります。正直、1番頑張ったシーズンで最悪の結果になってしまい、心ぶっ壊されました。今、前を向く気力は0でポケモンものすごい嫌になってしまいました。自分にはセンスないし努力なんてしたって何の意味もない、とっととこんなゲーム2度とやらねえよバカ死ねやってずっと心の中で叫んでます。でも、現状このゲームで結果残せなかったら生きてる意味ないって感じちゃう病気持ちなので3月は苦しい生活になりそうです。

もし前を向くことが出来たなら、その時はこの記事を自分で見返してみることにします。とりあえず、ポイントは「ポケモン対戦をいつでも楽しめるように、ガチでやろうとするのではなく自分のペースで無理なくやる、ポケモン以外のことも積極的に取り入れる」であって、これが僕がポケモン対戦で勝つ上で1番大事なことです。

最終100位以内の連続記録も2であっさり止まってしまったので、これからは継続を気にしないで自分が行けると思ったシーズンだけ頑張りたいと思います。シーズン4ではアシレーヌが解禁されますが、自分がアシレーヌを使って楽しくないと思ったらその時は別のポケモン使っていると思います。

蒼炎のイケメン[S2最終42位]

[はじめに]

こんにちは、スポンジです。シーズン2お疲れ様でした。TNスポンジとTNヤミで潜ってました。対戦してくださった方は対戦ありがとうございました。使用構築はこちらになります。(レンタルIDはもう消しました、すいません) f:id:spokemon929:20200201154227j:plain

 

 

[構築コンセプト]

・初手のダイマックスで数的有利を取り、裏の襷ドリュウズミミッキュで詰める。

・対面選出以外に展開選出を構築内に用意。ふたつの強い選出を用意することで、構築の対応範囲を広げる。

 

 

[個体紹介]

インテレオン@神秘の滴 激流

173(220)-X-85-169(70)-85-168(220) 控え目

熱湯/エアスラ/カノン/身代わり

C補正無し252振りのトゲキッスのダイジェットがダイマックスインテレオンに対して42.7%〜50.5%

C補正有り252振りロトムのダイサンダーがダイマックスインテレオンに対して85.5〜101.1%

Sは最速リザ抜き

構築の軸です。初手に投げて数的有利を取る駒で、かなり耐久に振ったインテレオンになります。ここまで耐久に振ることでダイマックス同士の打ち合いに強くなることが出来ます。ダイジェット+身代わりを採用することで、自身のダイマックスが切れた後、相手がダイマックスを切ってきた場合、上から身代わりを貼って時間稼ぎをする動きが非常に強力です。 耐久に振ったインテレオンは他の記事ではあまり見かけませんでしたが、ダイマックスをする前提なら間違いなく耐久振りの方が強いって自信を持って言えるレベルで強かったです。

 

ドリュウズ@気合いの襷 型破り

185-187(252)-81(4)-X-85-154(252) 陽気

地震/アイへ/がんぷう/ステロ

対面選出もでき、展開も出来るこの構築のキーポケモンです。インテレオンや後述のルチャブルとタイプの補完が良く、S操作も出来つつ、ステロも巻け、ストッパーにもなれるとにかくなんでも出来る器用なポケモンでした。

 

ミミッキュ@命の珠 化けの皮

131(4)-142(252)-100-X-125-162(252) 陽気

シャドクロ/ドレパン/影打ち/剣の舞

対面選出で強力な詰めとなるポケモンです。今期はミミッキュダイマックスを切るタイミングがあまりなかったので、じゃれつくではなくドレインパンチを採用しました。

 

カビゴン@食べ残し 厚い脂肪

257(172)-130-128(252)-X-141(84)-50 腕白

のしかかり/炎パン/欠伸/守る

H 16n+1

展開選出の際、欠伸で起点を作れるクッションのポケモンとして採用しました。のしかかりの麻痺と欠伸は相性が悪いので、からげんきや捨て身も一考ですが、威力85の命中100タイプ一致打点は汎用性が高く、外せませんでした。また、ナットレイが重いので炎パンも採用してます。ただ、この技構成だと身代わり持ちのドラパルトに何も出来ないので、冷パンやDDラリアットの採用もありだったと思います。 雄一の弱点である格闘タイプのダイマックス技のダイナックルが威力95で固定される8世代環境で採用しない理由が分からないレベルで強かったです。

 

ルチャブル@ラムの実 型破り

153-158(252)-96(4)-X-83-170(252) 意地っ張り

インファ/ブレバ/雷パン/剣の舞

インテレオンが通せない場合の裏ダイマックスエースです。ドヒドイデナットレイ絡み等の水の一貫をタイプと高耐久で受けに来るサイクル構築に対してよく刺さりました。火力がとにかく足りないので、性格は意地っ張りです。またガチガチの受けサイクルを崩す上で、ラムの実というアイテムは物凄く優秀なアイテムだなと改めて感じました。

 

ロトム(水)@拘り眼鏡 浮遊

157(252)-X-127-172(252)-127-107(4) 真面目→控え目ミント使用

ポルチェン/トリック/放電/シャドボ

ドリュウズミミッキュの選出で辛いアーマーガア入りに対して出していけ、汎用性がある前期と全く同じ個体のロトム(水)を採用しました。ロトムルチャブルという選出は相性補完が良く、また受け構築にかなり強く出れます。 Sの4振りは放電麻痺後、最速ドラパルトを抜けたり、ロトムミラー意識です。

 

 

[選出パターン]

①インテレオン+ドリュウズミミッキュ この選出を半分近くしてました。非常に強力な対面選出です。

ドリュウズカビゴンロトムから2匹+ルチャブル インテレオンが通らない構築やガチガチの受けサイクルへの選出です。ステロ+欠伸ループに入れたい場合はドリュウズカビゴンの選出をしてました。また、ロトムルチャブルという選出はサイクル構築に対してかなり強く出れます。

 

[辛いポケモン]

ナットレイ、初手のドラパルトがとにかくキツかったです。終盤にナットレイが増えたの、かなり向かい風でした。あとあまり見ないポケモンだとエレザードエルフーン辺りとかもめっちゃしんどいです。

 

[結果]

TN スポンジ 最終日最高18位、最終42位

TN ヤミ 最終日最高25位 最終爆死

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[最後に] シーズン2は後発からダイマックスを切る構築を使おうと思っていたので、序盤2週間でカバドリを練習していたのですが、自分に合わなかったり、TODが出来る環境に逆風なんじゃないかという考えから、結局また数的有利を取る対面構築が主力の構築になってしまいました。ただ、使ってみたかったインテレオンを主役にした構築を作り、前期以上の結果を残せたことは満足です。

まだ、ポケモンhome解禁までに時間がかかりそうでアシレーヌが使えるにはもう少し時間がかかりそうなので、シーズン3は可愛いサーナイトを使ってみたいなってぼんやり思ってます。構築案はまだ1mmも作ってないです()

最後に今期も通話を何回もしてくださった通話窓の方々ありがとうございました。心の支えになりました。

ここまで、記事を見てくださった方ありがとうございました。

先手必勝!ジュラミミクッション[S1最終64位]

【はじめに】
こんにちは、スポンジです。剣盾シーズン1お疲れ様でした。TNスポンジとTNアイで潜っていました。対戦した方は対戦ありがとうございました。

剣盾発売後初の構築記事になります。自分の中ではかなり気に入った構築となりました。使用した並びはこちらになります。(レンタルIDはもう消しました、ごめんなさい)
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【構築コンセプト】
・有利対面が出来て押し切れそうなら早めにダイマックスを切り、試合の主導権をこちらが握る。相手のやりたいことをやらせない。
ミミッキュやクッションとなるポケモンを使って、相手のダイマックスターンを稼ぎつつ詰める。
・とにかく数的有利を意識した対面的な動き


8世代では7世代ほど数的有利が重要視されない環境になりましたが、自分はシーズン1に使いたいポケモンがジュラルドンであったこともあり、7世代でそこそこ扱っていた序盤に数的有利を取る対面構築を使用することにしました。



【個体紹介】
ジュラルドン@突撃チョッキ ライトメタル
145-103-136(4)-172(252)-70-150(252) 臆病
徹底光線/竜の波動/10万ボルト/破壊光線

構築の始点です。基本的には初手に投げてダイマックスして数的有利を取っていきます。
特防が本当に低いので、それを補うために突撃チョッキを持たせました。控え目にして火力を増やしても、耐久調整をしても勝てる相手がそこまで増えるわけではないので、配分はシンプルに最速のCSです。
特性は全部役に立つ場面がほとんどないので、なんでもいいと思いますが、一応けたぐり対策のライトメタルがベストな気がします。(なんかもう少しシングルでも使えるいい感じの特性くれてもよかったんじゃないですかねゲーフリさん)
技構成は鋼技と竜技はいくつか候補がありましたが、プレイヤーの好みで選んでいいと思います。自分は自主退場も出来て威力が強力な徹底光線と安定して居座れる竜の波動を選びました。破壊光線はダイマックスした時にダイアタックを打つことが出来て、身代わり等を貼られても素早さを下げることが出来るので、対面から勝てる相手が増えて使用感はかなりよかったです。
回復技がある特殊受けがあまりいない前のめりな構築には積極的に選出してました。ただ、上位帯での対戦ではあまり出すことが出来ませんでした。



ギルガルド@風船 バトルスイッチ
167(252)-111(244)-160-X-160-82(12) ※シールドフォルムでの能力値
167(252)-210(244)-70-X-70-82(12) ※ブレードフォルムでの能力値
性格は意地っ張り
シャドークロー/聖なる剣/影打ち/キングシールド
Sラインは無振りバンギラス抜き

クッション①。ジュラルドン軸を組む上で、どうしても無視出来ないドリュウズへの対抗策になります。あくまで対抗策なので、ダイマックスを切られたり、アイへで怯まされると対面から勝てないですが、誤魔化しは出来ます。
最初、この枠にはギャラドスを入れていたのですが、ジュラルドンドリュウズ対面という明らかな不利対面で交代読みの岩封やドリルを打たれることが多かったので、相手視点から見えない引き先が欲しいなと考えた結果、最終的にはこのポケモンに落ち着きました。
崩し性能になる剣の舞が欲しい場面はたくさんありましたが、ダイマックスターンを稼いでミミッキュで詰めるという動きが強力だったので、キンシは外せませんでした。あと今のギルガルドは襷型が主流なので、キンシが読まれにくかったのも採用理由です。格闘技は本当に好みだと思うので、聖なる剣とインファイトどちらでもいいです。自分もずっと個体や技構成はコロコロ変えていたので、結論は出てないです。



ミミッキュ@命の珠 化けの皮
131(4)-142(252)-100-X-125-162(252) 陽気
シャドークロー/じゃれつく/影打ち/剣の舞

詰めとしても切り返しとしても使える最強ポケモン。化けの皮によりダイマックスターンを2ターンは稼げて、剣の舞+影打ちを打てるのが魅力です。
7世代では個人的にこのポケモンを上手く使うことが出来なかったのですが、ダイマックスという仕様が出来た8世代では自分の中の評価がガラッと変わりました。
ミラーに対して50%の運ゲを仕掛けられたり、スカーフ以外のドリュウズに対して上から殴れるようにするため、この構築では陽気一択です。



ウインディ@達人の帯 威嚇
165-162(252)-100-X-101(4)-161(252) 陽気
フレドラ/インファ/ワイボ/じゃれつく

ジュラルドンが出せない構築に対して初手に出すポケモンになります。サイクル構築には基本こちらを投げることが多かったです。
サイクル系の構築にはギルガルドが出しにくく、ドリュウズを上から殴りたかったため、性格は陽気一択です。しんそくが欲しい場面はありましたが、崩し性能を重視して切る形になりました。
ダイマックス中にどこまで崩せるかで勝敗が大きく決まったので、7世代の電気Zバシャーモみたいにとにかく強気な行動が大事なポケモンでした。


ロトム@こだわり眼鏡 浮遊
157(252)-X-127-172(252)-127-107(4) 真面目→控え目ミント使用
ボルチェン/トリック/放電/シャドボ

クッション②。オーロンゲ入りの壁構築やカバ展開、受け構築に対して選出しました。
最初はHBベースの個体を使っていましたが、火力不足を感じたのでシンプルなHC配分にしました。素早さの4振りは、ロトムミラー意識であったり、放電で麻痺したら最速ドラパルトが抜ける等の保険的なものです。
ハイドロポンプが欲しい場面はありましたが、自分自身が信用してないのと、他の4つの技が優秀だったので技構成はこの4つが気にいってます。トリックはカビゴンやオーロンゲに打ったり詰め筋として非常に優秀でした。シャドボはカバ対面で打つと裏のドラパルトが飛んでいって強かったです。
シーズン終盤はサザンドラが増えたのがものすごい向かい風に感じてあまり出せませんでした。ただ、シーズン中盤では大活躍でした。このポケモンを上手く選出出来れば、かなりの確率で勝てていました。


ゲンガー@気合いの襷 呪われボディ
135-X-81(4)-182(252)-95-178(252) 臆病
シャドボ/ヘド爆/ギガドレ/悪巧み

受け構築に対しての崩し枠でもあり、対面選出も出来るかなり優秀なポケモンです。
受け構築を使う側はサザンドラを最初に意識することから、フェアリータイプを採用することが多いと感じていたので、毒タイプの崩し枠が強いんじゃないかと思い、このポケモンにたどり着きました。草技と悪巧みを採用することで受け構築に対してかなり強く出ることが出来ました。
シーズン中盤の型バレしてない時期は、ヌオーやトリトドンがだいたい突っ張ってきてたので、1発屋の崩し枠としてはめっちゃ強かったです。シーズン終盤は型バレしててだいたい引かれていたので、かなり辛かったです。


【勝つのが厳しいと感じたポケモン・並び】
たくさんいるので省略します。ただ、どの並びに対しても9割方対処ルートは考えていたので、もし聞きたいことがあれば、Twitterの@spokemon929のリプライかDMか質問箱までお願いします。


【選出パターン】
①ジュラルドン+ギルガルドミミッキュ
ウインディ+ゲンガー+ミミッキュ
ロトム+ゲンガー+ウインディ

他にも選出パターンはたくさんありますが、この3つの選出が多かったです。


【結果】
TN スポンジ 最高39位(シーズン終了1週間前に達成) 最終お通夜
TN アイ おそらく最終63位

最終順位が確定で分かり次第追記します。

追記 最終64位でした。


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【最後に】
最終順位2桁を目標にしていたので、今回の結果には大満足です。ただ、上位との壁は8世代になっても感じました。いつかその壁を壊せるようなプレイヤーになれたらいいですね。

今回は先手でダイマックスを切る構築を使っていきましたが、やはり不安定さを感じました。ただ、自分のやりたいことを先に通すという意味ではシーズン1っぽい、また自分らしい構築が作れたと思います。

シーズン1はストーリー中に惚れたジュラルドンを使っていきましたが、シーズン2以降はモーションがカッコいいインテレオンやポケモンHOMEが解禁されたら、ワンチャン嫁ポケのアシレーヌが使えるかもしれないので、そこら辺のポケモンを使って楽しみたいです。

最終日やシーズン中何回か通話してくれた、るきあさん、ミズハさん、ユキさん、ゼオンさん本当にありがとうございました。心の支えになりました。

改めてシーズン1お疲れ様でした。